映画「恐竜が教えてくれたこと」公式サイト » Staff&Cast

スタッフ・プロフィール

監督:ステフェン・ワウテルロウト

1984年、オランダ、ユトレヒト生まれ。2007年にユトレヒト芸術学校を卒業し、卒業制作の『Los』(07/未/短編)はオランダ映画祭で学生映画賞を受賞。その後、短編映画、テレビ、CMなど幅広く活躍し、テレビ映画『Anything Goes』(14/未/短編)では国際エミーキッズ賞、トロント国際映画祭のキッズ賞ほかカタール、ギリシャ、インドなど数々の国際映画祭で受賞。『King’s Day』(15/未/短編)でシカゴ国際子ども映画祭2016では成人審査員賞を受賞、さらにAjyal youth Film Festival2016審査員賞を受賞。本作でも世界各国の映画祭で注目を集め、ベルリン国際映画祭2019ジェネレーションkplus部門国際審査員賞スペシャルメンション受賞。ヴァラエティ誌は2019年最も注目すべきヨーロッパ映画監督のひとりに挙げている。本作が長編初監督作品である。

脚本:ラウラ・ファンダイク

1998年から2003年まで、オランダ映画テレビアカデミー(NFTA)で脚本を学ぶ。その間、NFTAプロデュースによる短編映画5本の脚本を担当。2003年に脚本として参加した『Heritage』は、オランダ映画祭の国内映画部門であるトゥシンスキー賞にノミネートされた。その後も国内映画やテレビシリーズの脚本家として活動。2007年には、カーク・ダグラスやピーター・ジャクソン、ポール・ハギスなどが師事したロバート・マッキーのセミナーを受講。同年、子供向けテレビ番組「Het Huis Anubis」の脚本チームの一員に抜擢され、同作はオランダで最も権威あるテレビアワードのゴールデン・テレビリング・ガラで子供向け番組の賞であるゴールデン・スタアイフェル賞を受賞した。本作では、ドイツ子供映画メディア賞で脚本賞を受賞している。

原作:アンナ・ウォルツ

1981年12月29日、ロンドン生まれ。1歳のときにウォルツ家はオランダのハーグに移り、そこで育つ。両親ともにジャーナリストで母親は児童文学作家でもある。高校在学中に小説を書き始め、15歳のときにはフォルクスクラント紙でコラムを担当するようになる。これらのコラムは後に、コラム集として出版された。高校卒業後はライデン大学で歴史を学ぶ。2002年から児童文学作家としての活動を始め、2012年には「Still I Can’t Fly」で歴史をテーマにした優れた児童文学に贈られるテア・ベックマン賞を受賞。2013年にオランダで出版された本作の原作である「ぼくとテスの秘密の七日間」では児童文学の祭典、金の石筆賞・銀の石筆賞において佳作にあたる、旗と吹流し賞を受賞。2016年の同賞では「Plaster Cast」で最高賞である金の石筆賞を受賞。さらに2017年には「Alaska」で旗と吹流し賞を、2018年には「Zondag,maandag sterrendag」で同じく旗と吹流し賞を受賞している。現在日本語訳されている彼女の著書は「ぼくとテスの秘密の七日間」と「100時間の夜」の2作で、ともに野坂悦子訳でフレーベル館から出版されている。

キャスト・プロフィール


ソンニ・ファンウッテレン(サム)

2004年7月12日、オランダ・ホールン生まれ。演技未経験で応募した2016年のミュージカル「シスケ・デ・ラッツ」に出演し、アムステルダムのデラマール劇場の舞台に立つ。その後オランダ子ども劇団に入団してダンスと演技を学んだ後、トネールグループ・アムステルダムに招待され、2018年春にオイディプスの少年時代を演じた。演劇とミュージカルで活躍する傍ら、声優としても活動している。本作の演技で注目を浴び、オランダ国内で主演舞台が決まるなど今後の活躍が期待される俳優。


ヨセフィーン・アレンセン(テス)

2005年、オランダ・クレンボルフ生まれ。2012年から劇団で女優として活動し始める。2015年から2016年にかけてはRTLタレントアカデミー主催のミュージカルで主演を務めた。2015年にはエミー・キッズ賞を受賞したテレビシリーズ「キャスパーとクリスマスの天使」に出演、2017年にはマースシアターアンドダンスで上演された「美女と野獣」に出演した。現在はアムステルダムのIVCOアートスクールで演技を学んでおり、振付師バリー・スティーブンスのミュージカルとダンスの強化プログラム、ブロードウェイタレントに参加している。

スタッフ

監督:ステフェン・ワウテルロウト
Directed by Steven Wouterlood

脚本:ラウラ・ファンダイク
Written by Laura van Dijk

原作:アンナ・ウォルツ
Based on the book by Anna Woltz
「ぼくとテスの秘密の七日間」
(野坂悦子訳、フレーベル館)

クリエイティブ・プロデューサー:ヨ―ラム・ウィリンク
Creative Producer:Joram Willink

プロデューサー:ヨーラム・ウィリンク、ピートハルム・ステルク
Producers:Joram Willink, Piet-Harm Sterk

撮影監督:サル・クローネンベルグ
Director of Photography:Sal Kroonenberg

編集:クリスチネ・ハウビールス
Edited by:Christine Houbiers

美術:フロリアン・レクテルス
Production Designer:Florian Legters

音楽:フランシスカ・ヘンケ
Music by:Franziska Henke

メイクアップ:クラウディア・グズ
Make-up Design:Claudia Goetz

キャスト

サム:ソンニ・ファンウッテレン
Sam:Sonny van Utteren

テス:ヨセフィーン・アレンセン
Tess:Josephine Arendsen

ヨーレ:ユーリアン・ラッス
Jore:Julian Ras

サムの父:チェッボ・ヘッリツマ
Father Sam:Tjebbo Gerritsma

サムの母:スサン・ボーハールド
Mother Sam:Suzan Boogaerdt

ヒューホ:ヨハネス・キーナスト
Hugo:Johannes Kienast

エリーセ:テレンス・シェウルス
Elise::Terence Schreurs

テスの母:イェネフェル・ホッフマン
Mother Tess:Jennifer Hoffman

グリル屋の娘:リッシ・ファンフレウテン
Girl at fish stall:Lizzy van Vleuten

ヒレ:ハンス・ダゲレット
Hille:Hans Dagelet

シル:ギード・ポッレマンス
Sill:Guido Pollemans

2019年/オランダ映画/オランダ語・ドイツ語/カラー/84分/G/英題:My Extraordinary Summer with Tess
後援:オランダ王国大使館/配給:彩プロ/宣伝:テレザ、ポイント・セット
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